北京マラソン２０１９ 体験記② 素晴らしい中国の方との出会い編〜 中国人はドラマチック？？？
今回、北京マラソン２０１９に参加したのですが、
春秋航空のチェックインの待ち時間に、孫（仮名）さんという方に知り合いました。
今回は、正直、マラソンより、孫さんとのお話の方が、僕は印象に残りましたね。
彼女は、日本語がペラペラで、それはそれで驚いたのですが、
まぁ、人生が凄くドラマチックなのよ。
お伺いした話によると、
孫さんは、お若い頃、北京大学を首席で卒業。
国費留学生として、日本に留学する権利を持ちながらも、
いずれは、北京大学に戻って、教壇に立つことが条件になっている。
しかし、孫さんは、この条件は、自分の将来の人生の自由を阻害することになる、と考えて、
自費にて、日本留学。（東京にある有名私立大学）
ご自身で日本でご縁を作りながら、生活をやり繰り。
中国帰国後、すぐに、オーストラリアでのオーガニックビジネスのために渡豪。
ドイツ人とご結婚。
子供を授かるも、ご主人と離れることを決断し、子供と帰国。
その後、中国でのご自身のハーフの子の将来を懸念して、渡欧。
現在は、イギリスのブライトンにお住まいとのこと。
お子さんは、ロンドンで医大生だそうです。
彼女は、いつも、ご自身の自由を追求していきているとのことです。
自由を追求して生きる。←素晴らしい言葉ですね。
今は、彼女は、日本に来たり、ご出身の出身の天津に戻ったり、
長期間にわたり、海外をご移動されているようです。
孫さんは、既に、中国籍を失い、イギリスやオーストラリア等、複数のパスポートを所有しているそうです。
（中国も、日本と同じく、二重国籍が認められていないようですね。）
孫さんは、自由を手に入れる代わりに、途方もない、苦労もしてきたそうです。
「自由と責任は、いつもセットなんですよ。」
重い言葉ですね。
天津空港に着いてから、地下鉄で、一緒に天津駅に移動して、天津駅で、台湾料理で食事をして、別れました。
一人で、ホテルに向かいながら、自分の将来を考えるキッカケになりましたね。
好きなことだけを、しながら生きる。
永遠に実現できないテーマなんでしょうかね。
↓ ブログ村ランキングに参加しています。ポチッとお願いしますね。
にほんブログ村